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ゾンビ襲来ふたたび レフト4デッド2 レビュー
『レフト4デッド2』は現代アメリカを舞台に、4人の生存者が迫りくるゾンビの群れを倒しながら脱出ポイントを目指すというFPS『レフト4デッド』の続編です。
前作はストーリーやカットシーン(ムービーシーン)は一切なし、ともかく猛ダッシュで襲ってくるゾンビを4人の生存者がうまく協力し合いながら倒して前進するという、シンプルなゲームらしいゲームらしさが面白さのエッセンスでしたが、本作でもそこはまったく変わりません。
ステージの広がり、特殊感染者や近接武器の追加、AIディレクター2による演出の強化と、ゲームの本質をより広げる形でボリュームアップした正統的な進化を遂げていてFPSの王道をそのまま進んでいます。
面白いゲームにストーリーは不要---FPSの王道を行くゲーム
『レフト4デッド』シリーズの魅力はシンプルさにあります。
『コールオブデューティ モダン・ウォーフェア2』でみられる映画的な演出や『ベヨネッタ』のようにスタイリッシュなムービーで魅せる作品、『Half-Life』や『Halo』シリーズのように壮大なストーリーがある作品は、それはそれで楽しめるのですが、「何も考えずに純粋にゲームプレイを楽しみたい」という意味では面白さがスポイルされてしまいます。
その点、『レフト4デッド』シリーズはプレイヤーが操作できない時間というのが極力排されていて、往年の『DOOM』や『Quake』に似た感覚が味わえます。
単純にゲームをプレイするという枠を踏み越えたエンターテイメント作品として上記の作品が生まれてきたわけですが、FPSやアクションゲームでもストーリー性やカットシーンが当たり前となったいまでは、かえって『レフト4デッド』シリーズが新鮮に映り、FPSの原点へ回帰したともとれます。
より重視される人間同士の熱い協力プレイ
もちろん『レフト4デッド』シリーズはただ原点へ戻ったわけではなく、新たに4人での協力・チームプレイ、AIディレクター2による飽きさせない展開が加味されています。
特に主眼となるのはやはり協力プレイ、特にオンラインでのほかのプレイヤー(生身の人間)とのプレイです。
対戦も含めてマルチプレイが盛んで何年も前に発売された作品がいまだにプレイされ続けるのは、やはり生身の人間とプレイすることが楽しいからでしょう。繰り返し遊んでも同じ展開は二度となくてつねに新たな体験があります。
また対戦ではどうしても勝ちにこだわるため、チームメイト同士はともかく対戦相手とは殺伐とした関係が生まれるのはぬぐえませんが、『レフト4デッド』シリーズでは同じ目的に向かって4人が力を合わせるという達成感や連帯感が味わえます。
日本で『モンスターハンター』シリーズが流行ったり、最近の海外のマルチプレイでも「Horde」や「Firefight」、「Special Ops」など名前はさまざまながら協力プレイモードが用意されているのも、対戦とは違うプレイヤー同士で遊べる感覚が楽しいからでしょう。
本作では生存者のAIが弱体化しているようで、その分プレイヤー同士の協力プレイが推奨されています。
ゲームの難易度は決して高くはなくて、FPSをそれほど得意ではないプレイヤーでも協力プレイであれば、全滅してセーフハウスからやり直しになることはあっても行き詰ってしまってクリアできないということはありません。
一方でシングルプレイでは特殊感染者に捕まって助けが必要なときにもAIがなかなか来なかったり、自分が死亡すればその時点で全滅で、難易度ノーマルをクリアするだけでも一苦労です。かといって難易度イージーでは、ある程度の技量があれば体力をほとんど減らすこともなくクリアできてしまうので物足りなさを感じます。
もともと協力プレイに重きを置いているタイトルで、プレイヤー同士の協力プレイで適度な歯ごたえを味わえるように調整されているということでしょう。
キャンペーンモード以外もオンライン前提のゲームモードで、その意味ではオフライン専用でプレイしている人にはおすすめできません。
ただ一緒にプレイするフレンドがいなくても見知らぬ人との(いわゆる野良での)協力プレイは可能ですし、Xbox Friendsや360SNSなどのコミュニティで一緒にプレイする人を探すという手もあります。
対戦よりは協力プレイの方が初めてでもオンラインプレイしやすいでしょうから、『レフト4デッド2』をきっかけにオンラインデビューする、友人をオンラインに誘うというのもありかもしれません。
ゲームの舞台、特殊感染者、近接武器と全体がボリュームアップ
『レフト4デッド2』ではゲームの舞台をアメリカ南部ニューオリンズ周辺に移しています。前作は夜間の屋内が中心でしたが、本作はそれだけではなく日中の市街地、遊園地、沼地など、舞台が広がっています。
真っ暗な逃げ場のない場所で突然襲ってくるゾンビは恐怖の対象ですが、オープンな場所で大量にゾンビが向かってくるのが見えるのも、やはり恐ろしさを演出します。
瘴気のたちこめる沼地や雨が降りやまぬ森は視界が悪くて、進行ルートが分かりにくくなっています。次々に襲いくるゾンビに体力を奪われながら右往左往したり、仲間とはぐれてしまう不安感を味わえたりと、いっそう緊張させられるプレイが楽しめます。
仲間とはぐれてしまう不安感という点では、体を乗っ取ってあらぬ方向へ移動させられるJockey、酸性の毒液をまき散らすSpitter、強烈な突進を仕掛けてくるChargerと、本作から登場する新たな特殊感染者たちは生存者を分断しよう、困難な状況へ陥らせようとしてきます。
付近にWitchがいる場面でJockeyに乗っ取られるというのは恐怖の瞬間でしょう。
一方で特殊感染者に対処するには仲間の協力が必要で、いかにうまく分断されないのか、チームワークが発揮できるかがカギになります。
もっとも恐怖といってもジャパニーズホラーのように心理的にじわじわくる怖さはまったくなくて、怖いというよりも緊張を強いられるという表現がしっくりくるのかもしれません。
特殊感染者やWitchの登場前、ラッシュの前にはBGMによる演出、盛り上げがありますが、それも怖いというよりは緊張感を高める効果があります。
ゾンビ映画といえばゴア表現がつきものですが、それは『レフト4デッド2』でも踏襲されています。幸いなことに(?)日本語版は海外版と同じ表現で、血が飛び出たり部位欠損があったりと、Z レーティングも納得の表現です。
特に近接武器を使うとそうした表現が顕著に見られます。日本刀で首をはねたり、腹部から真っ二つにできますし、チェーンソーを使えば襲ってくるゾンビを次々に血祭りにあげることができます。
倒したゾンビの死体がいつまでも残ることはないので、ゴア表現による気持ち悪さ、不快感よりも爽快感が堪能できます。
ゾンビ映画以上にゾンビ映画らしい作品
ゾンビというのは実は主役を張るキャラクターとしては弱い存在で、ゾンビ映画でもたいていは前半ではゾンビの発生や襲撃によるパニックが描かれているものの、後半は主題が閉鎖環境での極限状態に移ることが多く、「やっぱり生きている人間の方がゾンビより恐ろしい」という結末になるパターンが数多くみられます。
その点、『レフト4デッド』シリーズは一貫してゾンビたちといかに戦って切り抜けていくのかが描かれています。
『レフト4デッド2』のキャンペーンモードは映画作品という演出がされていて、生存者であるプレイヤーはその出演者であると位置付けです。
その意味では『レフト4デッド2』はゾンビ映画よりも「清く正しく」ゾンビ映画らしいといえるでしょう。
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コメント
1
清く正しいゾンビは、あんな素早く走ってきません
2
そもそも“これが正しいゾンビ”の決まりなど無いだろう
3
映画では
ノロノロでもいいんだけど
ゲームだと
走ってきたら結構おもろいとおもうよ〜
4
パケの親指のとこもう少し丁寧に修正できなかったのかw
5
連休のおかげで友人とガッツリ遊べました。
確実に1より面白いと思いますよ。
ただ対戦が特殊感染者が増えたせいか
感染者側の人気が凄くて
こっちが部屋立てして感染者選んで待ってると
大体即退室されちゃいますね。
しかしムズい今回は
キャンペーン2つクリアして全部1人しか生き残ってない…
6
3人でやってるんだけどいっつもAIのロシェルけ
追悼してるな
7
遠くの特殊感染者も簡単に視認出来てしまって早めの対処が楽になったから前作ぐらいの広さの方がよかったかな。
ただ、ステージの表現力は今作の方がダントツ。ハードレインは特に圧巻。
あと難易度あがってる><
8
いや〜面白い
新入りが良い仕事してるね
9
こんだけボコスカ体が欠損するのに良く出せたよね。
さすがVALVE、いい仕事しますね。
10
>ゲームの難易度は決して高くはなくて〜
え、まじで?友人と4人coopで一つのシナリオ5時間ぐらいかかった・・・・。
ノーマルでも相当歯ごたえあるように感じました。
だがそれがいい。
11
そもそもゾンビじゃなくて、感染者ですよね。
12
キャンペーンは豪雨が凄く豪雨だったり、上空を戦闘機が駆っていてミサイルうってたり、
全体的にマップのバリエーションと演出が1とは比べものにならない位よいですね。
EXやリアリズムEXなどの難易度は前作の難易度より高く、
新しい特殊感染者が本当にいやらしい。
まさに正統進化ですね。
強いて悪くなったところを挙げるなら、
ソロ時の味方AIの弱体化ぶりは本当に凄まじいのと、
対戦が新しい特殊感染者とそのレベルデザイン、マップの立体性などによって、
全体の対戦のようなストイックさがなくなりかなり大味です。
まあそれはそれでありかなとも思いますが。
13
Exに挑戦したら最後あたりには皆しゃべらなくなってました
14
低い難易度はそんなじゃないですけど、エキスパは数倍難しくなってますよね。
リトライ必須なので・・かなり足ひっぱる人が一人でもチームにいるとかなり微妙な空気がながれはじめる^^;
15
いや、ゾンビ=ノロノロ動くという既成概念を裏切る素早さが
むしろ怖いッス。たぶん映画バタリアンぐらいから、ゾンビも
全力疾走で走ったりするギミックが出てきましたね。
L4D2、体験版遊んで面白いのですが、個人的には激酔いだった
のでパスしてしまいました(T_T)。
16
レーザーサイトを武器交換後も流用できたら良かったのですが。
17
Valveはハーフライフ2エピソード3はいつ出すのだろうか。
18
日本刀振り回しながらジェットコースターのコース爆走してて自分で笑ってしまった
ハチャメチャすぎる
19
自分もゾンビも動きが遅くなって、
頭撃たないと殺せないってな感じの
オルドスクールなL4Dもやってみたい。
20
今回のエキスパート、全くクリア出来る気がしないんだが…
普通に5時間くらいやっても無理、時間も時間だしってことでみんな黙っちゃって微妙な空気のまま終了
エキスパートに限ってはもはや運ゲーだろこれww
21
EX、リアルEXも慣れれば
3時間前後でクリア出来る
全員生存狙うと
さらに1,2時間かかるけど
リアルEX全員生存狙うなら
デッドセンターが一番楽だけどチャプター3が鬼門
22
この場を借りて謝ります。
皆さん、どーもズミマゼンでじたTT
オ、俺をおいてけばリアルをクリアでぎだのにぃぃ‥
23
前作は未プレイなのですが、
やっぱりいきなり今作から始めるのは無理ですか?
24
>23
前作プレイしていなくても全く問題ないです!自分は前作も持っていますが、戻る気がしないほどです。
前作の不満点がなくなった完全版って感じですよ。
初見の方でも皆さんについていってゾンビ蹴散らせばいいだけなので是非プレイしてもらいたいですね!
25
ハーフライフ2ってここだったのか。
おっちゃんが頭ブチ抜かれた後の話が気になりすぎる
26
たまたまじゃないと思うんですけど、数日前まで鬼のようだったのになんだかエキスパが週末でえらく簡単になってましたよね??