はじめてのXbox - Xbox 360 購入ガイド -


 2008年9月11日にXbox 360 本体の値下げが実施されました。これを機会に本体を購入しようと考えている人、友だちに勧めようと思っている人も多いと思います。
 そこで3モデルの違いやオンラインサービスの内容など、気になる情報をまとめてみました。

 このガイドですが、作成元がXNEWSであるとお断りいただき、文言を変更しない限り、自由に転載・配布していただいてかまいません。印刷用バージョンもご用意しました。
 ただし、転載・配布によってトラブルが生じてもこちらで責任を取ることはできませんので、ご了承ください。

Xbox 360ではどんなゲームが出ているんですか?
 すでに300タイトル以上が発売されていて、来春までにさらに100タイトルが発売される予定です。
 日本メーカーの人気作品で発売済み、もしくは発売が予定されている主なタイトルは以下の通りです。

  • アーマードコア(アーマードコア 4、アーマードコアフォーアンサー)
  • ウイニングイレブン(ウイニングイレブン X、ウイニングイレブン 2008)
  • エースコンバット(エースコンバット 6)
  • 塊魂(ビューティフル塊魂)
  • ソウルキャリバー(ソウルキャリバー、ソウルキャリバーIV)
  • スターオーシャン(スターオーシャン 4)
  • スーパーロボット大戦(スーパーロボット大戦XO)
  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ(ソニック・ザ・ヘッジホッグ、ソニックワールドアドベンチャー)
  • テイルズオブシリーズ(テイルズオブヴェスペリア)
  • デッドオアアライブ(デッドオアアライブ 4)
  • デビルメイクライ(デビルメイクライ 4)
  • バーチャファイター(バーチャファイター 5 Live Arena)
  • バイオハザード(バイオハザード 5)
  • ファイナルファンタジー(ファイナルファンタジーXI)
  • 無双シリーズ(真・三國無双 4、5、戦国無双 2、無双OROCHI、ガンダム無双)
  • ボンバーマン(Bomberman Live)
  • リッジレーサー(リッジレーサー 6)

 

Xbox 360 本体にはどんなモデルがあるんですか?
 Xbox 360 本体には通常版、エリート、アーケードの3モデルがあります。
 最も大きく異なるのは価格ですが、それ以外の大きな違いとしてはHDD(ハードディスク)の有無とその容量が挙げられます。

 通常版は60GB HDDを搭載、エリートは120GB HDDを搭載、アーケードはHDDなしで256MBのメモリーカードが付属しています。
 HDDはセーブデータの保存以外にも、ゲームのインストール(今秋のアップデートで対応)、オンラインからのコンテンツダウンロード(ゲームや体験版、映像、追加ゲームコンテンツ)に使用します。
 なお、ゲーム機本体の性能や対応している出力といった部分はどのモデルもまったく同じです。

 
 3モデルの比較
   アーケード通常版エリート
価格19,800円29,800円39,800円
ストレージメモリーユニット(256MB)60GB HDD120GB HDD
本体カラーホワイトホワイトブラック
コントローラワイヤレスワイヤレスワイヤレス(ブラック)
メディアリモコンなしありなし
ヘッドセットなしなし有線(ブラック)
ビデオケーブルコンポジットケーブルD端子ケーブルHDMIケーブル
D端子ケーブル
LANケーブルなしありあり


どのモデルがおすすめですか?
 インターネット環境がまったくなく、将来も導入する予定がないという場合、また特定のタイトルだけが好きでそれ以外のタイトルに興味がないという場合は、価格を優先してXbox 360 アーケードが良いでしょう。

 インターネット環境があり、さまざまなゲームに興味があるという場合、体験版や最新映像のダウンロードといったオンラインサービスが無料で利用できるので、60GB HDD搭載の通常版がおすすめです。マルチプレイなどオンラインサービス自体はHDDなしでも利用できますが、オンラインサービスを100%活用するためにはHDDが必要になってきます。
 ダウンロードコンテンツは数KB〜数GB程度で、メモリカードでは容量が足りなかったり、ちょっとしたコンテンツをダウンロードするだけで一杯になってしまいます。

 また今秋の無料アップデートでは、HDDへのゲームインストール機能も用意されています。
 HDDへゲームをインストールすることで、ロード時間が40%程度短縮され、ディスクの回転音がなくなります。
 エリートモデルならHDDは120GBになりますが、よほどコンテンツをため込まない限り、60GB HDDで十分足りるはずです。
 HDDは取り外し可能で単体でも販売されているので、後から新たにアーケード版に取り付けたり、大きな容量のものへ付け替えることもできます。ただし、PS3と違って使用できるのは純正品のみで値段が高めなので、アーケードモデルに後からHDDを買い足すよりは通常版を購入した方がお得です。

 3つのモデルすべてがHDMI端子、D端子、S端子、AV端子、VGA端子(パソコンモニター)に対応していますが、付属しているケーブルが異なっています。
 エリートにはHDMI端子、D端子、AV端子に対応したケーブルが、通常版にはD端子、AV端子に対応したケーブルが、アーケードにはAV端子に対応したケーブルが付属しています。
 自宅でXbox 360と接続するテレビ / パソコンモニターのケーブルを確認して、購入するモデルに対応したケーブルが付属していない場合は、別途購入してください。

 特にアーケードモデルを購入して、自宅のテレビがHD対応(D端子付き)の場合は、HD AV ケーブルの購入をおすすめします。
 Xbox 360のゲームはすべてHD(高解像度)対応で、同じゲームをプレイするにしてもアナログ出力とHD出力ではプレイ時の印象や迫力がまったく異なります(参考:Xbox360の映像をアナログテレビとフルHD液晶で比較)。

Xbox 360は爆音だって本当ですか?
 どのレベルの音で騒がしいと感じるかは人それぞれですが、ドライブの駆動音が大きいのは確かです。
 テクニカルライターの笠原一輝氏が実際に計測した数値では、ゲームプレイ中は54.8dB(一般家庭での生活音レベル)となっています。プレイ環境にもよるでしょうが、静かなシーンやプレイしている本人以外は気になるレベルです。
 笠原一輝氏の計測は初期型のXbox 360 本体によるものですが、現在発売されているのは改良型で、具体的な計測数値こそありませんが、相当騒音は抑えられています。

 また騒音の主原因はドライブの駆動音なので、HDDへゲームインストールを行えばほとんど気にならなくなるでしょう。
 笠原氏の計測ではダッシュボード起動時(ドライブが回転していない状態)で38.5dB(深夜の住宅街や図書館レベル)で、HDDにインストールしてのプレイ時もこれと同等レベルと推定されます。

Xbox 360は壊れやすいって本当ですか?
 初期型に関しては、ほかのゲーム機や一般的な家電製品と比べても故障率が高かったのは事実です。
 しかし現在出回っている新品は改良型で、海外メディアの記事によると大幅に故障率が低減しています。
 また問題になっているレッドリング(リング状の電源ボタンが赤く点灯)は、3年間無償で修理できます。
 中古を購入する時は留意すべきですが、新品を購入する分には気にする必要はないでしょう。

オンラインサービス(Xbox LIVE)はどんな内容ですか?
 Xbox LIVEでは大きく分けて、マルチプレイ、ゲームやダウンロードコンテンツ、最新情報の配信、コミュニティ機能の3つがあります。
 このうち、マルチプレイ以外は無料でサービスを受けることができるので、インターネット環境がある人はぜひアカウントを作成してください。アカウントはXbox 360 本体やXbox公式サイトから作成することができます(参考:Xbox Live を始めるには)。

 マルチプレイでは友だちや世界中のXbox 360 ユーザーとオンライン協力プレイや対戦プレイが楽しめます。
 一緒にプレイする友だちが身近にいない場合でも、ゲーム毎に対戦/協力プレイの相手を検索する機能が用意されています。またマイクロソフト主催でゲーム編集者や有名人とオンラインプレイできるイベント(Xbox LIVE パーク)が毎週開催されており、オンラインでプレイする友だち(フレンド)を見つけるための公式コミュニティサイト(Xbox Friends)も用意されています。

 マルチプレイには有料のゴールド会員となる必要がありますが、ゴールド会員であればどのゲームでもマルチプレイを楽しむことが可能で、期間中は1タイトルだけプレイしても10タイトルプレイしても料金は同じです。
 本体購入時にゴールド会員の1ヶ月お試しカードが同梱されているので、まずはそれで体験してみると良いでしょう。
 ゴールド会員の利用権は単体発売もされていますが、Xbox LIVEをはじめるならXbox LIVE プレミアムゴールドパックBomberman Live エディション(6090円)がおすすめです。プレミアムゴールドパックはゴールド会員12ヶ月分とヘッドセット、Bomberman Live、200マイクロソフトポイント(Xbox LIVEの通貨)がセットになったパックで、それぞれを単品で購入するより3000円程度お得になっています。

 Xbox 360ではXbox LIVE アーケードXbox クラシックスとして、WiiウェアやPLAYSTATION Networkのように旧世代ゲーム機やゲームセンター、PCで発売されていたゲームがデジタル配信されています。
 Xbox LIVE アーケードが特徴的なのは、オリジナル新作ゲームに力が入れられている点です。ディスクのゲームに比べると手軽でカジュアルなものが中心ですが、面白さでは遜色ないゲームも多数リリースされています。
 値段は1000円〜2000円程度で、すべてのXbox LIVE アーケードゲームに体験版が用意されています。

 一部のタイトルでは、ダウンロードコンテンツとして体験版や映像、追加キャラクター、アイテム、マップが配信されています。体験版をプレイしたり、映像を見ることで、そのゲームが自分に合っているのか、どういったゲームなのかということを購入前に知ることができます。
 東京ゲームショウや海外の大きなゲーム展示会の開催時期には、イベントに出展されている体験版や映像、開発者へのインタビュー、イベントレポートが精力的に配信され、会場に足を運ばなくても自宅で楽しむことができるのも魅力です。
 追加コンテンツはアイドルマスターの追加衣装、エースコンバット 6の追加機体など、1300アイテム以上が配信されていて、海外RPGの中にはプレイ時間が数十時間にも及ぶ追加シナリオがリリースされている作品もあります。
 これらのコンテンツはゲーム本編の進行やクリアに必須というわけではありませんが、ゲームの楽しみの幅を広げてくれます。

 コミュニティ機能もXbox LIVEの大きな特徴です。
 ゲームで知り合った仲間や周りのXbox 360 ユーザーをフレンドとして登録することで、メッセンジャーのようなメッセージのやり取りやボイスチャットができますし、フレンドがプレイ中のゲームへの参加、自分が遊んでいるゲームへのフレンドの招待も可能です。
 オンラインにつないでいれば、こうした機能はゲーム中であろうとダッシュボード(本体のシステム画面)であろうと、いつでも利用可能です。


 

マイクロソフトMVP
Microsoft MVP for Xbox
(Apr 2006 - Mar 2009)